進学・進路について悩んだら読んでほしい~学校でいじめられないか心配~
進路、進学のお悩み相談室。、、、になればいいんですが笑笑


幼稚園で働いていた頃、
他国の出身の保護者の方から相談を受けました。

『小学校では、 (肌の色が違う)子はうちの子しかいません。
いじめられないか、心配です。』と。又👧ちゃんには多動傾向もありました。


他の学校へ引っ越そうかとも考えておられました。
でも、友だちもいないし、、、と悩んでおられました。

私は『お母さん。20歳になった我が子にどんなふうになって欲しい?』、と話を伺いました。

◯優しくて
◯自分の意思がきちんと言えて
◯友だちがいて、
◯日本を好きで、
◯日本に居て幸せな結婚をして欲しい。
◯結婚しなくても強く生きていける力があればいい。
との事でした。

お母さんの願いは、きっと人として、人の中で強く優しく育って欲しいという願いだと思います。


確かにこの時代、いじめが絶対にないなんて、
私自身大人の世界でもあったのだから、いじめ0とは断言出来ません。


また、子どもの世界は違うことに対して非情な所があるのも事実です。

でも、お母さんに、
もし、その学校に入学するなら、

👧ちゃんが、先駆者で居てくれたら今後の同じ悩みの子が安心できますね。
他の子どもたちも、👧がいる事で、色んなことを、たくさん学ばせていただけます。園も子どもたちも成長させていただきました。
👧ちゃんだからこそできる事です。

今は他に居なくても、今後は、きっと国際的な悩みや不安を持ちながら過ごす方が多く出てこられます。

もちろん、はじめの一人は辛い事がたくさんあるかもしれないけれど、お母さんやファミリー友だちが、👧ちゃんの味方ですから、どんな選択肢でも、きっと乗り越えられると信じます。

という旨をお伝え致しました。


そして、小学校への引き継ぎにお伺いし、お母さんの不安感をお伝えしました。


今ではその子も20歳です。
数年前にお会いした、お母さんによると、親の心配をよそに日本でバリバリ仕事しているそうです。
あの時はありがとうございましたとお礼を言われましたが、私の言葉より何より

お母さんが覚悟なさった事が大きかったですね。


二年後には二人の他国出身の方が入学されました。


すごく嫌なこと、辛い事もひょっとしたらあったかもしれません。


入学や進学など
どこの場でも心配はついて回ります。
それが親心ですよね。



どう捉え、腹を決めるか、、、。
このケースは他国の方だったから…というわけではなく、障害があったり発達が緩やかだとか
いろんなケースに当てはまると私は考えています。


何があっても大丈夫!私がついてるよ
何があっても貴女の味方だよ。
周りの支える方たちの、気持ちが子どもに勇気を与えるのは間違いない事だと思います。



うちと同じタイプの子が居ないから心配、、、。
気持ちは分かります。
でも👧ちゃんの時も言いましたが、
だとしたら、その子が、そこに居てくれる事はすごく大事な事なんです。

その子が居るだけで皆んな成長できます。

みんなちがって、みんないい。
という言葉の通り、
そこに居てくれる当たり前が、

今後の悩める人を必ず救います。

又その子を受け入れる周り、社会も必ず成長していきます。

いや、必ず成長しなければならないのです。

色々な苦悩の中でも、勇気を持って一歩踏み出される保護者の皆様や子どもたちは本当に尊いと思います。



私が言えることは、

進学にあたっては、

①やっぱり1番は学校に相談される事だと思います。
正直学校側の体制や、雰囲気などは、各地域や学校のカラーなどそれぞれ違います。
通常級や支援級の体制も違います。

👧ちゃんの進学する学校は、先生方がすごく親身な方が多く、学級経営も外から見るとですが、、、いい感じでした。


あっ余談ですが、どの学校にも変わった先生はいます😅笑笑
でも、子どもたちはどんな先生からも伸びます!!笑笑
反面教師というのでしょうか、、、😅💦あまり書きませんが、、、⤴︎



②将来的にどんな風になってもらいたいかを想像しながら考えた方がいいと思います。
逆算という感じでしょうか、、、


例えば、極端かもしれませんが、将来の夢や生活、希望の職業を選べる学校は??学級は??

生活能力、自立のためと思って進学した学校が、将来的に作業所しか学校からは紹介されません、、、

や、

途中でやりたい事が明確になったのに、進路変更出来ません。

進学校だから、職業の情報ありません、、、など

実際進学されてからのこのような、お悩みも伺います。
その辺りは中学校以降かもしれませんが、
何かのご参考になればと思います。

オープンスクールなどにも是非行ってみてください。


いじめや不和、人間関係の悩みは入ってみないと実際分かりませんし、
分からない悩みで、進路変更しても、結局進路変更した場所での人間関係も分からないものです。





進路や進学、受験は、
子どもたちにとっても、ドキドキものです。
失敗したらどうしよう、、、新しい所は大丈夫かな?と
ナーバスになったり、不安になったり、
もちろん親も悩みます。


でも、人生の中の一瞬の出来事。

色々あっても、
長い人生において、やり直しがきかない事なんてないはずです。

それより、受験で不合格になったり。
行きたいとこに行ったもののうまくいかなかったり。

で、

僕は駄目なやつなんだ、、、


なんて、思うことの方が残念です。

最後にこの人生最高って思えたらいいのではないでしょうか。

私なんて、お金無くて必死こいて働いて、めちゃくちゃ遠回りして、なりたかった教員やって、
それでも挫折して、、、笑笑


全く同じ一日なんて、一生ないんです。
楽しく朗らかに過ごしたいですよね。


人より遠回りしても、波瀾万丈でも
そっちの方が面白いんじゃね?笑笑


くらいでいきましょう。

やりたい事があればどんなに遠回りしても道は開けるとは思います。

なので、

大人になる子どもが、進路で悩んでいたら、

『全然どんな道を選んでも、失敗なんてないから肩の力を抜いてやっちゃいな〜』


おかんがついてるで!おとんでもいいですけど笑笑。
くらいの方が力が発揮できるのではないでしょうか。



長い人生からみたら一瞬です。苦しいのはずっと続きません。


時には
とホッとさせてあげてください。
そして保護者様もホッとしてください。